八つの調子は一見に如かず。

同じ先調子、あるいは同調子に分類されるロッドでも釣りの内容で求められる性質は大きく変わる。
全体に曲がる胴調子が弱く、胴の張りが目立つ先調子が強い、そう考えるなら、大きな誤解を招く。
MTのようにパワフルな胴調子がある一方で、TYPE Sのようにソフトな胴調子もある。
曲がりとパワーのバランスは、ロッドの使用目的で決まる。
調子とは、ロッドの数だけ描かれるカーブ。
理想の鮎釣りを明確にイメージできてこそ、その曲線は個性的で、美しくなる。

基本の4調子

T(タフ)
止め、引き、泳がせ、自由自在。オールラウンド系 先調子
TYPES
横フレで攻めるAとTの中間調子ソフトタイプ 先調子
A
軽量コンセプトの胴調子オールラウンド系 胴調子
MT(メガトルク)
粘強、瀬釣りの支配者!瀬釣り用パワー系 胴調子

進化系4調子

F
「泳がせ特化」攻めの遊泳力。
泳がせ釣り専用極先調子オールラウンド系 先調子
GS
先から胴へ変幻自在「粘る」理想型。パワースリムコンセプト(肉厚・細身)
グラスリコンセプト
SMTチューン
「柔」で誘い、「鋭」で掛ける。
ハイテーパーソリッド先調子SMTチューン 先調子
ZD
鞭の如くしなり、超浅場を攻略。
新釣法を開拓し続ける全身ソリッド軟調 同調子

それは18cmの鮎を掛けるため、という目的がひとつであってもオトリを操作し、針に掛け、
取り込むまでの アプローチが別物であるからだ。
ひとつの道がゴールに到達する上で誰にでもベストとは限らない。
釣り人の数だけ、フィールドの数だけ辿ることのできるルートは多ければ多いほどいい。
ロッドの調子を知ることは、勝利を導く最短距離を探る旅なのである。

ダイワ鮎竿ラインナップ各調子説明(2017年)

印は2017年新製品

Fフィネス系 先調子

泳がせ釣り専用の極先調子

しなやかな穂先と張りを高めたミドル~バット部分の相乗効果で、操作性を重視した縦竿操作にベストマッチの先調子。
ハイプレッシャー下で数を獲るためのフィネス系アクション。

SMTTUNESMTチューン・先調子

オートマ機能を備えた先調子

細くしなやかな「SMT(ソリッド)」穂先を備える専用チューニングがほどこされた先調子。
オトリの体力低下を抑え、チューブラーの限界を超える繊細な操作、誘いが可能。

Tオールラウンド系 先調子

オールラウンドなパワフル先調子

ダイワ鮎竿を象徴するオールラウンドな先調子。オトリの動きを逐一感じ取る高い感度と、鮎師の思いのままに引き、止め、泳がせる操作性は、「掛けにいく」最新の鮎竿の調子を常に牽引する。

TYPE Sソフトタイプ先調子

横フレを出すAとTの中間調子

細径チューブラーとノーマル節を採用したソフトタイプ先調子。オトリにダイレクトに負荷を掛けない、優しい操作感覚にオトリが横にフレる動きを出し易く、広く探る面の釣りにも、ポイントを絞った線の釣りにも華麗にこなす。AとTの中間的調子。

Aオールラウンド系 胴調子

軽量コンセプトの胴調子

MTをベースとしながら、軽さとパワーの高次元での融合を果たした胴調子。引き釣り系のオールラウンド性能を有し安定した感度に加え、ロッド全体で生み出す曲がりはオトリの浮きを抑え、ナチュラルな泳ぎ、円滑な引き操作を約束します。

MTパワー系 胴調子

瀬釣り用胴調子

太径チューブラー穂先を備えたパワフルな胴調子。良型を数釣るための回転力と、オモリや背針の扱いやすさは別次元。底波で掛かり鮎を止め、一気に浮かせ、思いのままに抜ける瀬釣りのスペシャリスト。

GSグランドスリム コンセプト

パワースリムコンセプト(肉厚・細身)

例えるなら、掛けるまでは先調子、掛けた後は胴調子。鮎竿のひとつに理想を具現化した、ある意味カテゴライズ困難な調子。肉厚ブランクスが生み出す粘りある曲がりでオトリを底に這わせるような泳ぎを演出する。

ZD軟調 胴調子

新釣法を開拓し続ける全身オートマ

これまでの鮎竿の概念を打ち砕く鞭のように曲がる軟調胴調子。その全身オートマ効果でオトリの弱りにくさは随一。「超浅場」「小針」「群れアユ崩し」そして「オモリ泳がせ」と最新釣法を常に発信。

ダイワ鮎竿ラインナップ一覧(2017年)印は2017年新製品

T(タフ) MT(メガトルク)
F(フィネス) T(オールラウンド系) SMT
TUNE(SMTチューン)
TYPE S(ソフトタイプ) A(オールラウンド系) MT(パワー系) GS(グランドスリム) ZD(ゼロドライブ)
スペシャル SP-F W SP-Tライト
SP-T
SP-SL
グランドクロス SPタイプS SP-A/AH W SP-MT グランドスリム
競技 競技T
競技マスターED T
競技SL
競技SF 競技タイプS 競技A H/XH
競技マスターED A
競技メガトルク大鮎
競技メガトルクW
エア・硬派 銀影エア F 銀影エア T
銀影エアSL
銀影エアTストリップ
硬派
銀影エアメタルチューン 銀影エア TYPE S 銀影エア A W 銀影エア MT K
硬派尺鮎
銀影エア ZD
その他 銀影T W
アバンサー早瀬抜
プライムアユ早瀬抜
銀影メタルチューン プロトギア リバーラウンダー 銀影 MT 大鮎
銀影 MT
アバンサー急瀬抜
アバンサー荒瀬抜
アバンサー大鮎
プライムアユ急瀬抜

先調子 <ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー> 胴調子

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軽さ際立つ、釣技自在の全方位“短竿”

近年、急激に注目を集めるショートロッド。
安定しない天候による上流域や支流域への釣行が増えただけではなく、
「90」とは別次元の軽快性や風に対しての強さも、支持される大きな理由である。

大会時や人気河川こそ、
“短竿”を使用せよ

大会時や人気河川は、人の多さから釣る場所も狭く、川も荒れた状態になります。その様なシチュエーションだと、狙いを定めとにかく丁寧に誘う、探るのが数を伸ばす一つの手段。

流芯に立ち、
360度攻撃せよ

中・小河川なら流芯に立ち、全長の短さを武器に右岸、左岸を攻め倒しましょう。「全方位攻撃も可能」

入れ掛かりの時は、
短竿で手返しアップ

入れ掛かりは「90」の独壇場ではありません。短い分、オトリ操作から、掛けて取り込むまで、全てがスピーディー!特にハイスコアの戦いでは、手返しの早い短尺は絶対に有利です。

ダイワ鮎竿「短竿」ショートモデルラインナップ一覧(2017年)印は2017年新製品

ダイワ鮎竿 最新テクノロジー 一覧

感性領域設計システム「ESS」

ロッドは曲がると、その方向と反対側に起きあがろうとするエネルギー(復元力)が発生する。これは、変形した(ひずんだ)ブランクが元に戻ろうとする「ひずみエネルギー」であり、竿の性能を左右する極めて重要なファクターである。ダイワは、この「ひずみエネルギー」を解析・設計するシステムを開発。「どこが優れているか」「どこが足りないか」を数値で明確に把握するだけでなく、エキスパートの感性と呼ばれる領域まで解析・数値化し、ロッドに反映する事を可能にした。また『X45』や『SMT』、『Vコブシ』などダイワテクノロジーのポテンシャルを最大限引き出し、有効且つ機能的に活用することもできる。理想を越える竿を作り出す、革新的ロッド設計システム、それがダイワの『ESS』。

ナノプラス

カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う複数種類の樹脂(レジン)を、ナノメートルオーダーで混合する特殊な技術により、樹脂の高性能化・高機能化を実現した東レ(株)ナノアロイ®テクノロジー適応材料を、ダイワ独自の設計手法および製造手法により、機種毎に最適化を行い、ロッドブランクの更なる高強度化・軽量化を可能にした。

PBT/PCナノアロイ?の構造比較

ナノアロイ®とは、カーボン繊維同士を繋ぐ接着剤である樹脂(ミクロンサイズ)を、通常よりもはるかに細かいナノサイズ(ミクロンの1/1000)として混合する技術。これにより、樹脂の高弾性化、高靭性化が図られ、コンポジットとしての曲げ強度が向上。結果、強度と軽量を両立したロッド作りが可能になる。

Z-SVFナノプラスカーボン

イワはロッド性能にもっとも影響を与えるカーボンシートにおいて、繊維そのものの高弾性化は勿論、カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な役割を担う樹脂(レジン)量に対する機能向上に着目。贅肉ともいえるレジンの量を減らし、筋肉となるカーボン繊維の密度を高めることで、より強く、より軽く、より細いロッドの開発を進めている。「Z-SVF」は、素材の製法を一から見直し研究を重ね、理想的なカーボン繊維配列を実現したダイワ史上究極の高密度カーボン。

スーパーメタルトップ(SMT)4種類の穂先

「感度を頼りに釣りをする」といっても過言ではない鮎釣りにおいて、「感度」とは、水中の情報を感知することであり、竿を持つ手に伝わる「アタリ感度」と「オトリ感度」をどこまで詳細に把握できるかが釣果を大きく左右する。超弾性チタン合金を芯材に使用したスーパーメタルトップは、オートマ穂先の優しさとチューブラー穂先に迫る操作性、そして金属素材ならではの驚くべき感度の良さを実現している。

SMTチューブラー

超弾性チタン合金をチューブラー(中空)構造にし、秀でた操作性と感度を実現した革新的穂先。ハイブリッド型・軽量パワー型の2種類あります。

SMTソリッド

超弾性チタン合金をソリッド(ムク)構造にし、高い感度と柔軟性を実現した次世代穂先。カーボンソリッドでは不可能な、手に響く感度を備えながらも高いクッション性を実現。ハイテーバー型・極細ハイテーバー型の2種類がります。

X45(=Xトルク)*全世界共通テクノロジーとして名称変更

鮎竿はオトリ操作時、やり取り時、引き抜き時、この一連の流れにおいて、僅かではあるが「ネジレ」が発生する。竿がネジレると、操作性・パワーの低下、また引き抜きの安定性低下など、様々なデメリットが発生する。そこで、ネジレを防いでくれるのが「Xトルク」。45°のバイアスクロスがネジレを徹底的に防ぐ事で、操作性・パワーの向上、引き抜きの安定性向上、また振り子抜きの際に発生する先端部の負荷(ネジレ)による破損の防止等、竿の性能を飛躍的に向上させる。

Vコブシ設計

従来の鮎竿と比較して、先端部#1~#3を短くすることでオトリ操作時の感の竿先の曲がり(支点移動)を抑え、操作性を飛躍的に向上させる設計手法。これにより鋭角釣法の効果が得られ、オトリの安定性が大幅にアップする。「銀影競技スペシャルMT」には、瀬釣り時の強い負荷がかかる状態(=支点移動が起こりやすくオトリが安定しにくい状況)においても更に高い操作性を実現すべくチューニングされた「瀬釣り専用Vコブシ」を採用している。

スペシャルV-ジョイント・V-ジョイント(♯1~3はV-ジョイント)

継竿で最もパワーロスが生じやすい節部にバイアス構造を採用することでスムーズな節の曲がりを実現し、理想の調子とパワーアップを可能とするダイワ独自のテクノロジー。スペシャルVジョイントではさらに技術を進化させ、並継竿では必ず発生する重ね代を短くすることに成功した。性能はVジョイント同様のものを発揮しつつ、重ね代の短縮により、大幅な軽量化を実現する。

チャージリング構造

『チャージリング』とは、特殊なカーボンシートをブランクに巻き付けて“仮の節”を設ける構造。ノーマル節に採用すれば、自重を大きく変えずに「曲がりのアクセント」を生み出し、Vコブシに近い効果をもたらす。

スーパーリング構造

筒状に成型する際、カーボンシートの巻き始めと巻き終わりの重なる部分の重なりが、ゼロに限りなく近く巻き付けられた構造。これにより軽量化とともに、微細なロッド操作や引き抜き時の弾道が安定する。

エアグロスフィニッシュ(♯1~3はV-ジョイント)

カーボン素材の表面を滑らかに研磨することによって余分な部位を一切排除し、カーボン素材の機能を最大限に活かす外観処理。カーボンブラックに怪しく光る光沢感も魅力。

ゼロコーティング(#1~#3)

ダイワ独自の特殊外観処理によってカーボン素材そのものの持つ性能を最大限活かすことができるゼロコーティングは、鮮やかな色彩も魅力の新技術。これまで以上に軽く、シャープな振り心地を実現している。

セーフティーフックタイプメタカラマン

穂先に仕掛けを直接つなげることで感度が大幅にアップ。リリアンでは実現できなかった感度をもたらす。さらに、仕掛けを取り付ける部分が回転するため、糸ヨレや糸絡みも防ぐ効果を有する。

新触感グリップ

元竿の手尻部分に施された、滑りにくく手にしっかりなじむグリップ処理。引き抜き時に竿・鮎の重量を支える重要な役割を持つ手尻の信頼感をアップさせる。

節落ち・食いつき防止合わせ

下節の上部内面に僅かな出っ張り(異形部)を作り、強い密着部分をつくることで実釣時に起こる節落ちを防止する。さらに、その異形合わせによる空気層が、固着をも防ぐ。

固着防止リング

下節の上部内面に僅かな出っ張り(異形部)を作り、強い密着部分をつくることで実釣時に起こる節落ちを防止する。さらに、その異形合わせによる空気層が、固着をも防ぐ。

全節口金処理(#2~元竿)

9mにもなる鮎竿では、重量が操作性に与える影響は大きい。近代の鮎竿の進化はある意味軽量化の歴史といっても過言ではなかった。結果、鮎竿はパワーを保持しつつ、非常に肉薄・軽量を実現している。実釣時には十分な強度を保持しつつも、移動時に玉口に衝撃が加わることによって欠けさせてしまうことを防ぐため、元竿に口金を付けることで不慮の事故にも対応している。

※全ての鮎竿が同一の仕様ではありません。それぞれの竿の特徴・仕様欄に詳細を記載していますのでご確認下さい。

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