日時 2018年9月25日(火)~26日(水)

場所 熊本県 球磨川 人吉

釣行者 スタッフN
    T氏
 

竿 シマノ スペシャル トリプルフォース 98BG

仕掛け がまかつ メタブリッド大鮎パーフェクト仕掛 (中ハリス直結) 0.3号 (完全仕掛)

錨   シマノ 龍の太軸 9.0号 ハリス フロロ2.5号

事前情報では増水で球磨川での鮎釣りは難しいと連絡がありましたが、
飛行機のチケットや休みの予定で小雨降る大阪を早朝に出発。

8時過ぎには鹿児島空港に
鹿児島空港に着く頃にはきれいな青空で
直前までの情報と全く異なる抜群の天候に恵まれることになりました。

鮎師の間では4輪駆動は必須なので確認するとなんと2輪駆動とのこと・・・
二人の顔に少し不安がよぎるが仕方ないので出発!
ちなみにタイムズのレンタカーで4輪駆動は九州に1台あるかないかとのこと

鹿児島空港から人吉市内までおよそ1時間弱・・・
なんと大阪からわずか2時間半程度で大鮎の聖地 球磨川のポイントに入れるとなると
これは毎年恒例の釣行パターンになるかも・・・

オトリ屋さんでここ数日の情報収集とオトリ・日券・氷等を調達していざポイントへ
9月後半の3連休明けとなる平日でさすがに、鮎師もまばら・・
どこにでも入れる超ラッキーも重なりました。

同行のT氏が昨年よく掛かったというトヨタ前のポイントへ入ったのは10時過ぎ
映像でも分かるとおりトロ瀬状態・・上手(かみて)も下手(しもて)も見ると釣れそうな瀬が
そこにはやはり数名の先行者が入っていたのでT氏の言葉を信じて(このときはまだ半信半疑)
左岸側の草むらの先から竿を出すことに・・・

初日はシマノ スペシャルトリプルフォース 98BG、
仕掛けは2日間に渡ってメタブリッド大鮎0.3号 中ハリス直結式の完全仕掛に シマノ 龍の太軸9.0号を使用

いつもなら和歌山の河川での鮎釣りなので、オトリ鮎のデカさにびっくり!
7.5号の鼻カンで大丈夫?と思いきや、以外とジャストフィット・・この後さらにでかい鮎にも使えるのダブルでびっくり!

初めての球磨川デビュー・・・期待を込めてオトリを泳がせていき、
暫く泳がせていると追われたアタリのあと直ぐにガガっーんとしたあたり
「よっしゃー」、スペシャルトリプルフォースの9.8mという長さで十分ためてから竿を立て、
のされないように気をつけて取り込んだのが24cmの良型鮎(球磨川では小さいサイズ・・・)
この後も同じポイントから同サイズの鮎を3連続で掛けるが3尾目を痛恨のバラシ・・
鮎釣りは何かトラブルがあると必ず暫く釣れない時間が続くので悪い予感・・・
やはり悪い予感が的中して暫く追われる気配すらない時間が続く

対岸では地元のプロ鮎師か?胸まで立ち込み川を下りながら次々鮎を掛けては取り込んでいるのを見て
これが球磨川の釣り方なんか!と見入ってしまいました。
タモも使わず手前まで引き寄せオトリを先に外して釣れた鮎をまたオトリにして釣り続け
一流しすると歩いて上流まで戻りまた下りながら別の筋を釣っていく・・・
あの域までは相当通わないと難しいと感じていました。

自身の釣りに戻って
こんな時は思い切ってオトリ鮎を交換するのが作戦①

すると作戦成功!オトリの泳ぎが明らかにさっきまでと異なると
すぐに追われる手応え、直ぐにガッーンとした最高の手応え
「キター!」これは「でかい!」トリプルフォース98BGが根元から絞り込まれる・・・
たまらず下手に下がり、流れの緩やかな淵に寄せ取り込みに成功。
すぐのメジャーはないが、あきらかに尺近い・・・
球磨川恐るべし・・・

その後もポツポツ掛かる鮎どれもサイズがでかい・・
気がつくと同行のT氏が戻ってきたので昼食にすることに

球磨川の鮎について色々レクチャーを受ける

普通より広い範囲を縄張りとしていること、
そのため川を下りながらポイントを広く探るのが数釣りに繋がること
解禁時はあまり掛からなく、9月からが本番
掛けたら絶対に獲ることを考えた竿・仕掛けにすること
根掛かりしても強引に引くと鈎が折れるか伸びて回収できることが多い
オトリ鮎がでかいので少々強引な釣り方でも体力を保ってくれること
などなど

さあ昼からもやるぞー!

地元プロ鮎師をまねて上流から左岸側を釣り下る作戦に変更
川下りの船が通るあたりはさすがに竿抜けがたくさんあるみたいで
そこまでオトリを入れられたら勝ちっていう感じ
12mの竿がほしい・・・がまかつ ロングレンジが売れる理由が分かりました。(脱帽!)
深みもあるので無理をせず胸位まで立ち込んで掛かれば浅場(と言っても浅くないが)まで寄せ
取り込みするという釣りを繰り返して、その後17時頃まで球磨川を堪能!

途中何度かのバラシをあったものの
球磨川デビューを最高の形でスタート出来ました。

ご覧の釣果で、同行のT氏も近年にない釣果になったとのことでした。
でかいのはでるが数がそんなに釣れないそうです。
オトリ屋さんも良く釣ってますね~と

以上をもって、なかなかの美味しいお酒が飲めた初日を終了しました。

2日目へつづく